Perfect ViewerはFire HDの必須アプリかも
自炊ファイルやPDF閲覧などAmazonFireHDで使うブックビューワーの紹介です。
自動見開き、縦書き・横書きの切り替え、読み取り方向の変換、拡大鏡、画面タッチ操作の割り当て等々、私が必須だと思った機能が全部入っているアプリはこのパーフェクトビューワーだけでした。
なにより対応するファイル形式も多く操作も軽快です。インストールしてみて損はないとおもいます。
最初の設定や戸惑ったことを備忘録として記しました。共有させて下さい。
Perfect Viewerのインストールと機能
自炊ファイルやPDFの閲覧にアプリを準備する必要があります。
PDF以外にも拡張子が.jpgや.EPUBのファイルを閲覧したい場合は、Perfect Viewerをインストールすることを強くおすすめします。
値段は299円かかりますがこのアプリを購入することで、追加にPDF&DJVUプラグイン(Perfect ViewerでPDF/DJVUファイル形式のコミックを読む事ができるようになるプラグイン)とファイルソースプラグイン(Googleドライブ、Dropbox、OneDrive、Amazon Cloud Drive、boxからストリーミングで漫画を読んだり、ダンロードすることがでるようになるプラグイン)が無料で導入できます。
多機能で最初は戸惑うことかもしれませんが、操作性は良いです。
Amazon公式のアプリストアから導入できる数少ない閲覧ソフトです。
Amazon アプリストアから抜粋した主な機能です。
*ページのレイアウト:自動単ページ表示、自動見開き表示、単ページ/見開き自動切り替え
*Windows、Linux等のネットワークファイル共有(CIFS/SAMBA)
*対応した電子書籍の形式:EPUB、HTML、TEXT、青空文庫
*対応した画像ファイルの形式:JPEG、PNG、GIF、BMP、WebP、TIFF
*対応した画像アーカイブの形式:CBZ/ZIP、CBR/RAR、7Z/CB7、LZH、CBT/TAR
*サムネイル表示
*壁紙を設定する
*読み取り方向:右から左へ、左から右へ
*タッチスクリーンは11箇所の機能を設定ことができます
*キャッシュ前と次のページ
*ピンチイン・ピンチアウトにより拡大縮小
*しおりの追加/削除/編集
*ファイルの削除/名前変更
*スライドショー
*本棚機能
文書や漫画をサクサクとみる為のおすすめ設定
「設定」>「画面の操作設定」>「シングルタップ」を押していきます。
それぞれの枠内をタップすると操作設定の選択ができます。
私のはこんな感じ。
が、何分できることが多すぎて覚えられないという方へ。
シングルタップ項目の上部全部をメニューに。
下部全部をツールバーに。
左端、右端をそれぞれ前のページにスクロール、次のページスクロールのみに設定します。
そして、ツールバーで操作できるようにしましょう。
「設定」>「ツールバーのカスタマイズ」から「選択した機能」の中で要らないであろう、項目にチェックを入れ下部の-ボタンを押します。
Chromecastや前のフォルダ/アーカイブなどは外しても良いと思います。
ツールバーは縦置きにすると8~9個くらいまでアイコンが表示できます。その範囲で要らないアイコンを-ボタンで消していきます。
続いて、「利用可能な機能」の中からツールバーに入れたい項目にチェックを入れます(なかなか指定の場所にチェックが入らない場合は、ポンポンとタップしたり長押しすると○にチェックが入ってくれます。)下部の+ボタンを押して決定です。項目の並び替えは∧∨で変更します。
自己解決したことをQ&Aにしました。
本棚に表紙がちゃんとでるようにするには?
1ページ目に表紙にしたい画像がある状態のフォルダをつくります。1ページ目にしたいファイルの名前を「名前の変更」で00とか0000などに変えると1ページ目になります。設定では変更ができませんでしたので、手動で変えます。
読みかけや最後まで読んだ本を開くとしおり機能が働きます。
本を最初から読みたい場合は最初に戻るボタンをその都度、押して戻っています。設定で変えられるか?
以下の方法で変えられます。
「設定」>「移動と切り替え設定」>「常に最初のファイルを表示」のチェックに入れる
フォルダにビックリマークが出現!消せないのか?
消すことができます。
「設定」>「本棚設定」>「新しい本のマークを表示する」のチェックボックスをオフにします。
PDFをリフロー表示とは?
PDFドキュメントは通常、固定レイアウト型です。拡大するとそのまま拡大するので枠内から文字や絵がはみ出てしまいます。
リフロー表示型は、枠内に文字や絵が収まるよう自動でレイアウトを調整してくれます。「設定」>「電子書籍の設定」にPDFをリフロー表示のチェックボックスがあります。こちらでPDFを加工し直すと自動改行などのリフロー表示が可能になるようです。
雑誌など小さい字を一瞬、拡大できるか?
はい。デフォルトで拡大したい文字を長押しタッチすると拡大鏡モードになります。吹き出しモードなるものもあります。
perfect viewerで削除した本が消えません。どうしたらいいか?
私は時折、経験しました。ストレージ側に行き直接、削除してから高速スキャンをかけると消えると思います。
本棚の本にでてくる緑や赤のチェックのアイコンを消したい。
「設定」>「画面の設定」>「既読マークを表示する」をタップ
「なし」にチェック。
ちなみに、アイコン表示のほかページ数表示とパーセント表示が選択できる。
Text文章の縦書き↔横書きの切り替え方法
追記:Text文章の縦書きと横書き表示の切り替えについて
青空文庫等でダウンロードした.txt文章の閲覧方法。
まずは、設定メニューより「青空文庫対応」のチェックボックスをオンにする
必要があります。
設定画面一覧メニュー歯車マーク(設定)→「設定」→「電子書籍の設定」をタップ。
青空文庫対応(青空文庫形式のテキストを解析)にチェックを入れる。
どうも他のテキスト(TXT)文書でも、これにチェックを入れると、
上手くいく場合があります。
では、「縦↔横表記」を画面の中央をシングル・タップで切り替える方法を
画像で説明してみますね。
シングル、ダブル、長押しタップ。
画面のどこをタップすると切り替わるかは、お好みで変更できます。[wc_row]
[wc_column size="one-half" position="first"]
[/wc_column] [wc_column size="one-half" position="last"] [/wc_column] [/wc_row]
画像のように、「設定」から「画面操作の設定」をタップ。
「シングルタップ」を選択すると「画面操作の設定(チェック選択)」が
表示されます。[wc_row]
[wc_column size="one-half" position="first"]
「縦書き/横書きの切り替え」にチェックを入れ、
透明の画面分割~今回は、真ん中を選んでタップすると、
画像のような表示になります。
(どこをタップするかは、お好みで選択可能です。)[wc_row]
[wc_column size="one-half" position="first"]
画像では、表示されませんが~画面の中央をシングルタップすると・・・
横書き↔縦書きが切り替わります。
改善してほしい点
残念な点はEPUBファイルの閲覧時の挙動が安定しないことです。
順を追ってページをめくれば問題ないのですが、スキップしたり表示方式を変えると頻繁にフリーズしてしまいます。また、PDFファイルも動きがもっさりすることがあります。
読み取り方向を変えられるEPUB に対応した数少ないアプリなのですが・・・期待していただけにがっかりです。
ZIPやRARなどの圧縮形式ファイルには安定した動作をします。また、画像ファイルの閲覧も快適です。
Google Playを導入すれば選択肢も広がるようですが、Amazon公式アプリの範囲内においてはPerfect Viewerは総合的に最善の選択だと思います。
お役立て下さい。