百人一首を覚えると人生が変わる!?
これ、真実です。
一度、まとまった量の暗記ができた成功体験と国語能力UP。
これは、馬鹿にはできません。
頭の性能が一段と上昇します。
受験能力がグンと身につきます。
普段、聞きかじる日本文化や日本語が、百人一首の言葉と結びつき意味が開けます。
丸々、百人一首暗記が簡単にできる覚え方の紹介です。
子供だったら、即効です。
百人一首の覚え方は絵と語呂合わせを使う
ユダヤ人は、幼少の頃から「トーラー」と呼ばれる聖書を丸暗記します。
日本でも昔は、四書五経の大学や中庸を子供が丸暗記していました。
今は、物事を丸暗記する習慣がなくなりましたが、とても有効な手段だと気づいている人は多いです。
一度、何かを丸暗記する体験をすると、暗記への抵抗感が薄れ学習の好循環が生まれます。
なので、丸暗記を百人一首でやってみようという話です。
一見、難しそうですが簡単です。
世にある百人一首の覚え方の大体は、効果的な覚え方ではないと思います。
一般的な覚え方に語呂合わせがあります。
例えば、漫画や映画で有名な「ちはやふる」の一句。
ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 から紅に 水くくるとは
この句だと、「ちは」と「から」を抜き出して「血は空っぽだ」や「千早から」といった語呂合わせで覚えていきます。
この方法でも、いいのですが100首を覚えるのに時間と労力が必要です。
覚えきることができても、成功体験の他に苦労したことが記憶に残ります。
もっと、簡単にサクッと覚えてあとあとに活きる方法があります。
それが、ヴィジュアル変換です。
頭の中で暗記項目を絵と一緒に覚えるのです。
さきほどの例だと、「血は空っぽだ」を骸骨の絵と一緒にペアで覚えてしまう方法です。
自分で作ってもいいし語呂合わせと絵が描かれた暗記本で覚えてもいいです。
ですが、百人一首の暗記本で、この語呂合わせと「絵」がセットになったものがなかなか見当たりません。
次は、絵の付いた語呂合わせで覚えられるソフトの紹介です。
百人一首のゲームDS時雨殿は神ソフトです
「タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿」
発売は、2006年と10年以上前のソフトです。
古いですが、今なお人気があり、高値で取引されています。
このソフトの簡易版「タッチで覚える百人一首 ちょっとDSi時雨殿(2010年発売)」があります。
以前は「Nintendo eShop」で簡易版が514円で購入可能でした。
DSIショップも2017年3月にサービスを終了してしまったので、
現在は中古のソフト本体を手に入れるしかありません。
メルカリやAmazonで中古品が販売されているので
DS本体がまだ現役で動く!という方は
ぜひ、ぜひチェックしてみてください。
せっかくなので、中身のご紹介もさせてくださいね。
百人一首の暗記が簡単にできた!
ただ、ゲームをするだけで百人一首が暗記できます。
百人一首は、上の句と下の句を分けて覚えようとすると大変です。
上の句を聞くと、自動的に下の句が思い出せるように連結して覚えたほうが効率的です。
では、どうやって連結させるか。
語呂合わせと絵を使うと簡単に頭に入ります。
ふくからに
あきのくさきの しをるれば
むへやまかせを あらしといふらむ
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この句なら、
「ふむべ」とマリオがクリボーを踏もうとしている絵と一緒に覚えます。
「ふ」で始まる句は、この一句だけなので「ふ」と聞くと「むべ」。
下の句の取っ掛かりが頭の中にできます。
みよしのの
やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり
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「みよ ふるさと」で、
「見よ、故郷」と空を指さす宇宙人の絵を合わせると映像化できて、すぐに覚えられます。
少し気の抜けた、
不真面目な絵で覚えるほうが頭に残ります。
このゲームは、上の句と下の句がセットで簡単に暗記できるのです。
このソフトのもう一つの良いところは、
忘却曲線を使用しているのか、
復習が何度も出来てその都度、テストがあるところ。
音声と映像と○☓方式で、
アウトプットを繰り返すのでリズムよく覚えられます。
上の句と下の句を語呂合わせと絵のセットで、頭に入っているので全体の句もすぐに覚えられるという訳です。
間近に、子供が丸暗記できたのを見てきたので
簡単に入手できなくなってしまい、本当に残念です。
暗記で覚えた成功体験がフックになって、
田辺聖子さんや白洲正子さんの解釈本を手にして
ウンチクを披露してくれる人を何人も知っています。
最近では、「超訳百人一首 うた恋い。」というコミックが流行っているとか。
百人一首を覚えると、日本語や歴史文化にアクセスできる知識が増えて理解が深くなり楽しみが増えるのか、国語能力が上がるようです。
暗記の成功体験やコツが身につくので、DSソフトを使った暗記の仕方を紹介しました。
参考になったら幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


