テレビで見始めると、
なぜか見入ってします、カーリング競技。
新しいスポーツかと思えば、500年近くも前からあったのだとか。
どこの国が発祥？なんでカナダが断トツに強いのか？
競技人口はどれくらい？
そんな問に答えつつ、
北京オリンピックの正式種目を紹介します。
カーリングとは？その由来や歴史について
カーリングとは、
氷上の標的に石を滑らして投げ置き、得点を競うスポーツです。
高度な戦略性と駆け引きを要することから「氷上のチェス」とも形容されます。
また、ボウリングに似ているとも
言われますが、似て非なるもの。
チーム間の意思疎通と、
相手チームとの心理戦が勝利に不可欠な、
チームスポーツです。
カーリングの歴史
15世紀には、
スコットランドでカーリングのような遊びがされていたようです。
エディンバラの北西、
ダンブレーン(Dunblane)の地で
古池の水を抜いてカーリングをしたという記録(1511年or1551年の2つ)が残っています。
また1541年2月に、
スコットランド・レンフルーシャー(Renfrewshire)の修道院近くの氷上で
石を使ったゲーム大会があり、これがカーリング・ゲームを記した世界初のものとされます。
16世紀の画家、ピーテル・ブリューゲル（※）には、
氷の上でカーリングを楽しむ人の様子が描かれています。
スコットランドでは、盛んにカーリングのような氷上の石遊びがされていたことが伺えます。
ブラバント公国（現在のオランダ)の残した絵画
「雪中の狩人(The Hunters in the Snow)」と
「鳥の罠のある冬の風景(Winter Landscape with a Bird Trap)」
1620年のスコットランドの出版物に
「カーリング」という記述があるが、名称の起こりは定かではありません。
同時期に「The roaring game（轟音・吠えるゲーム)」とも呼ばれていました。
スコットランドで動詞として使われる
「curl(カール)」は、
石の動きを指す言葉からカーリングという名称になったようです。
どうも一般的に言われる
「髪の毛」のカール＝曲がる、に由来するといった説とは違うようです。
16世紀から19世紀に至るまで
スコットランドで普及していたカーリングは、
北アメリカ大陸へのスコットランド移民によって広く伝播することになります。
1807年にはカナダで王立カーリングクラブが設立され、1832年には米国でもクラブが誕生しました。
スコットランドでクラブが出来たのが1838年ですからカナダの方が早く、
その為か現在のカーリングのルールはカナダによって確立されました。
19世紀の後半までには、北欧や中央ヨーロッパへと広まります。
1959年には、世界選手権が開催されています。
1965年には「国際カーリング連盟（ICF）」が設立。
その後の1991年には「世界カーリング連盟（WCF）」に改められ今に続きます。
日本のカーリングの歴史
日本では1937年、諏訪湖でカーリングが初披露されました。
ほとんど知られていなかったカーリング競技は、
1998年の長野オリンピックに正式種目となったことを契機に認知され始めます。
また、オリンピック中継で名解説を披露した故・小林宏氏によりカーリング競技が日本で広くファンを持つようになりました。
世界の国で一番、カーリングの競技人口が多いのがカナダで約70万人いるとされます。
世界中では、100万人くらいと言われるのでそのほとんどをカナダが占めますね。
日本はというと、約2500人前後とされます。
人口そのものも少ないのですが、競技施設そのものが不足しているのが現状なのだとか。
カーリング競技の精神とルール
カーリング精神(The Spirit of Curling)
元来、カーリングは、
審判をおかず、各々のフェアプレー精神によって競技されるセルフジャッジ方式が用いれれています。
相手チームのミスや負けを喜んだりすることを避け、
相手を尊重する態度でのぞみます。
また、自らの負けを認めた場合は
相手チームに歩み寄り、
握手をすることで試合を終わらせる習慣（コンシード）もその精神を現したものです。
競技規則前文を抜粋します。
カーリングは、技量と同じくらい、しきたりを重んじるスポーツである。
うまくいったショットはひとつの喜びだが、カーリングの伝統あるしきたりが真に生きているゲームを目の当たりにすることは、それに勝るとも劣らないくらい素晴らしいことである。
カーラーは勝つためにプレイするのであって、負かすためにプレイするのではない。真のカーラーは、不正をして勝つくらいなら負けることを選ぶだろう。
良きカーラーは対戦相手の気を散らしたりしない。またそういう行為によって、ベストを尽くそうとしている相手を邪魔したりはしない。
いやしくもカーラーたる者は、故意にルールを破ったり、しきたりを辱めたりはしない。しかし、もし偶然そうしてしまい、それに気づいたならば、誰に言われるまでもなく、自ら違反を申し出るものである。
ゲームというものは、プレイヤーそれぞれの技量を明らかにするためにある。
しかし同時にゲームの精神について言えば、善きスポーツマンシップ、思いやりある態度、そして誇り高い振る舞いが求められている。この精神は、
ルールの解釈や適用のしかたに生かすべきであるのみならず、アイスの上にあるとなきとにかかわりなく、すべての参加者が行いの鑑とすべきものである。
負かすためではなく、勝つためにある。
思いやりと、気品あるスポーツマンシップが生きていますね。
競技概要
カーリングは2チームで対戦・試合を行います。
1チーム4人と1人の補欠、5人がチームの基本構成です。
構成員をリード、セカンド、サード、スキップ(主将)、リザーブ(補欠員)、フォースとの呼び名で指すことがある。
通常、リード、セカンド、サード、スキップが順に2投づつ、対戦相手と交互に投げていきます。
８投ｘ２チーム＝１６投、この一区切りを「エンド」と呼び
１試合は、10エンド行います。
リード、セカンドはスイーパー(掃き手)を担当。
スキップが司令塔で、サードが参謀役になることが多い。
戦略性が高く、先攻よりも後攻のほうが有利なスポーツです。
前のエンドで点数を取った側が
次のエンドで先行となることを利用して、
9回目のエンドではあえて負け、
相手に1点をあげても、最終エンドで後攻を取るなど、
まさに、チェスのようなスポーツです。
| リード | セカンド | サード | スキップ | |
| 1・2投目 | ショット | スウィーピング | スウィーピング | 指示 |
| 3・4投目 | スウィーピング | ショット | スウィーピング | 指示 |
| 5・6投目 | スウィーピング | スウィーピング | ショット | 指示 |
| 7・8投目 | スウィーピング | スウィーピング | 指示 | ショット |
ショット(投石)、スウィーピング(掃く)
各チームが交互にストーン(石)を投げ、2人以上が標的に向かうストーンの移動経路に沿って進路と速度を調整します。
この時に、調整(Sweeping、スウィーピング)する際に用いるホウキのような道具を「ブルーム(bloom)」と呼びます。
カーリング競技場(シート)は、長さ45.720m×幅5.00m。
2つの標的(ハウス)の中心間の距離34.747m、ハウスの直径3.658m。
ストーン(石)の円周91.44cm以下、高さ11.43cm以下、重量、最大19.96kg~最小17.24kg。
試合(男子・女子)
1ゲームは10エンド(End)~10回の攻守で行われるイニング制(先攻・後攻)。
チームには38分のthinking time(作戦タイム)が付与され、攻撃時の持ち時間が73分与えられる。競技時間は約3時間になる。
持ち時間を使い切ると、得点と関係なく負けとなる。
各チーム、8個のストーンを相手チームと交互で投げる。(選手は1エンドに2回投げる)
16個のストーンを投げ入れた後の点数が決しエンドが終了する。
10エンド終了時で合計得点を算出、多いほうが勝者となる。
両チームの得点が同じ場合は、エキストラエンド(延長線)で1エンドごとに勝負をする。
ハウス・円の内側にある又は円に触れているストーンのみが得点となる。
得点が入るのはハウスの中心～最も近くの位置にストーンを置いたチーム側のみのストーン全て(円内)が得点となる。
ミックスダブルス
ゲームは8エンド、各チームに22分のthinking timeが与えられる。
各チームは男子1名、女子1名で構成。
各エンドを5個のストーン、投げて競技。
1・5投目か2・3・4投目を各人が1エンド毎に担当する。
10個の投石後に、点数を決してエンドが終了。
1個のストーンを最初に置いた状態からエンドを開始する。
2022北京オリンピック カーリングスケジュール
※時間は北京時間です（東京との時差1時間 東京が1時間遅いです）
会場：国家水泳センター日付北京時間種目決勝
MD=ミックスダブルス
2月2日(水)
MD1次リーグ 第1試合
20:05 スウェーデン 対 イギリス
20:05 オーストラリア 対 アメリカ
20:05 ノルウェー 対 チェコ
20:05 中国 対 スイス
2月3日(木)
MD1次リーグ 第2試合
9:05 オーストラリア 対 中国
9:05 スウェーデン 対 チェコ
9:05 アメリカ 対 イタリア
9:05 イギリス 対 カナダ
MD1次リーグ 第3試合
14:05 イタリア 対 スイス
14:05 アメリカ 対 ノルウェー
MD1次リーグ 第4試合
20:05 ノルウェー 対 カナダ
20:05 スイス 対 イギリス
20:05 中国 対 スウェーデン
20:05 チェコ 対 オーストラリア
2月4日(金)
MD1次リーグ 第5試合
8:35 スウェーデン 対 オーストラリア
8:35 カナダ 対 スイス
8:35 イタリア 対 ノルウェー
MD1次リーグ 第6試合
13:35 チェコ 対 イタリア
13:35 中国 対 カナダ
13:35 イギリス 対 オーストラリア
13:35 スウェーデン 対 アメリカ
2月5日(土)
MD1次リーグ 第7試合
9:05 オーストラリア 対 ノルウェー
9:05 スイス 対 スウェーデン
MD1次リーグ 第8試合
14:05 中国 対 アメリカ
14:05 チェコ 対 イギリス
14:05 スウェーデン 対 カナダ
14:05 オーストラリア 対 イタリア
MD1次リーグ 第9試合
20:05 イギリス 対 イタリア
20:05 ノルウェー 対 中国
20:05 チェコ 対 スイス
20:05 アメリカ合衆国 対 カナダ
2月6日(日)
MD1次リーグ 第10試合
9:05 アメリカ 対 チェコ
9:05 イギリス 対 中国
MD1次リーグ 第11試合
14:05 ノルウェー 対 スウェーデン
14:05 オーストラリア 対 スイス
14:05 イタリア 対 中国
14:05 カナダ 対 チェコ
MD1次リーグ 第12試合
20:05 カナダ 対 オーストラリア
20:05 イタリア 対 スウェーデン
20:05 スイス 対 アメリカ
20:05 ノルウェー 対 イギリス
2月7日(月)
MD1次リーグ 第13試合
9:05 スイス 対 ノルウェー
9:05 カナダ 対 イタリア
9:05 アメリカ 対 イギリス
9:05 チェコ 対 中国
20:05 MD 準決勝
20:05 MD 準決勝
2月8日(火)
14:05 MD 3位決定戦
20:05 MD 決勝
2月9日(水)
20:05 男子1次リーグ 第1試合 デンマーク 対 カナダ
20:05 男子1次リーグ 第1試合 アメリカ 対 CROC
20:05 男子1次リーグ 第1試合 ノルウェー 対 スイス
20:05 男子1次リーグ 第1試合 中国 対 スウェーデン
2月10日(木)
9:05 女子1次リーグ 第1試合 イギリス 対 スイス
9:05 女子1次リーグ 第1試合 デンマーク 対 中国
9:05 女子1次リーグ 第1試合 スウェーデン 対 日本
9:05 女子1次リーグ 第1試合 CROC 対 アメリカ
14:05 男子1次リーグ 第2試合 アメリカ 対 スウェーデン
14:05 男子1次リーグ 第2試合 ノルウェー 対 カナダ
14:05 男子1次リーグ 第2試合 中国 対 CROC
14:05 男子1次リーグ 第2試合 イギリス 対 イタリア
20:05 女子1次リーグ 第2試合 カナダ 対 韓国R
20:05 女子1次リーグ 第2試合 スウェーデン 対 イギリス
20:05 女子1次リーグ 第2試合 アメリカ合衆国 対 デンマーク
20:05 女子1次リーグ 第2試合 中国 対 スイス
2月11日(金)
9:05 男子1次リーグ 第3試合 スイス 対 CROC
9:05 男子1次リーグ 第3試合 イギリス 対 アメリカ
9:05 男子1次リーグ 第3試合 スウェーデン 対 イタリア
9:05 男子1次リーグ 第3試合 デンマーク 対 中国
14:05 女子1次リーグ 第3試合 アメリカ 対 中国
14:05 女子1次リーグ 第3試合 カナダ 対 日本
14:05 女子1次リーグ 第3試合 スイス 対 CROC
14:05 女子1次リーグ 第3試合 韓国 対 イギリス
20:05 男子1次リーグ 第4試合 CROC 対 デンマーク
20:05 男子1次リーグ 第4試合 イギリス 対 ノルウェー
20:05 男子1次リーグ 第4試合 カナダ 対 スイス
2月12日(土)
9:05 女子1次リーグ 第4試合 スウェーデン 対 カナダ
9:05 女子1次リーグ 第4試合 韓国 対 CROC
9:05 女子1次リーグ 第4試合 日本 対 デンマーク
14:05 男子1次リーグ 第5試合 イタリア 対 中国
14:05 男子1次リーグ 第5試合 カナダ 対 スウェーデン
14:05 男子1次リーグ 第5試合 デンマーク 対 スイス
14:05 男子1次リーグ 第5試合 アメリカ 対 ノルウェー
20:05 女子1次リーグ 第5試合 CROC 対 日本
20:05 女子1次リーグ 第5試合 デンマーク 対 スイス
20:05 女子1次リーグ 第5試合 イギリス 対 アメリカ
20:05 女子1次リーグ 第5試合 スウェーデン 対 中国
2月13日(日)
9:05 男子1次リーグ 第6試合 ノルウェー 対 スウェーデン
9:05 男子1次リーグ 第6試合 中国 対 イギリス
9:05 男子1次リーグ 第6試合 アメリカ 対 カナダ
9:05 男子1次リーグ 第6試合 イタリア 対 CROC
14:05 女子1次リーグ 第6試合 デンマーク 対 イギリス
14:05 女子1次リーグ 第6試合 アメリカ 対 スウェーデン
14:05 女子1次リーグ 第6試合 韓国 対 中国
14:05 女子1次リーグ 第6試合 スイス 対 カナダ
20:05 男子1次リーグ 第7試合 イギリス 対 デンマーク
20:05 男子1次リーグ 第7試合 スイス 対 イタリア
20:05 男子1次リーグ 第7試合 中国 対 アメリカ
2月14日(月)
9:05 女子1次リーグ 第7試合 中国 対 日本
9:05 女子1次リーグ 第7試合 カナダ 対 CROC
9:05 女子1次リーグ 第7試合 アメリカ 対 韓国
14:05 男子1次リーグ 第8試合 カナダ 対 イタリア
14:05 男子1次リーグ 第8試合 デンマーク 対 ノルウェー
14:05 男子1次リーグ 第8試合 CROC 対 スウェーデン
14:05 男子1次リーグ 第8試合 スイス 対 イギリス
20:05 女子1次リーグ 第8試合 スイス 対 スウェーデン
20:05 女子1次リーグ 第8試合 イギリス 対 カナダ
20:05 女子1次リーグ 第8試合 日本 対 韓国
20:05 女子1次リーグ 第8試合 デンマーク 対 CROC
2月15日(火)
9:05 男子1次リーグ 第9試合 CROC 対 ノルウェー
9:05 男子1次リーグ 第9試合 カナダ 対 中国
9:05 男子1次リーグ 第9試合 スイス 対 アメリカ
9:05 男子1次リーグ 第9試合 スウェーデン 対 デンマーク
14:05 女子1次リーグ 第9試合 中国 対 CROC
14:05 女子1次リーグ 第9試合 スウェーデン 対 デンマーク
14:05 女子1次リーグ 第9試合 アメリカ 対 スイス
14:05 女子1次リーグ 第9試合 イギリス 対 日本
20:05 男子1次リーグ 第10試合 スウェーデン 対 イギリス
20:05 男子1次リーグ 第10試合 イタリア 対 アメリカ
20:05 男子1次リーグ 第10試合 ノルウェー 対 中国
20:05 男子1次リーグ 第10試合 CROC 対 カナダ
2月16日(水)
9:05 女子1次リーグ 第10試合 カナダ 対 アメリカ
9:05 女子1次リーグ 第10試合 スイス 対 韓国
9:05 女子1次リーグ 第10試合 中国 対 イギリス
14:05 男子1次リーグ 第11試合 中国 対 スイス
14:05 男子1次リーグ 第11試合 イギリス 対 CROC
14:05 男子1次リーグ 第11試合 イタリア 対 デンマーク
20:05 女子1次リーグ 第11試合 韓国 対 デンマーク
20:05 女子1次リーグ 第11試合 日本 対 アメリカ
20:05 女子1次リーグ 第11試合 CROC 対 スウェーデン
20:05 女子1次リーグ 第11試合 カナダ 対 中国
2月17日(木)
9:05 男子1次リーグ 第12試合 デンマーク 対 アメリカ
9:05 男子1次リーグ 第12試合 スウェーデン 対 スイス
9:05 男子1次リーグ 第12試合 カナダ 対 イギリス
9:05 男子1次リーグ 第12試合 ノルウェー 対 イタリア
14:05 女子1次リーグ 第12試合 日本 対 スイス
14:05 女子1次リーグ 第12試合 CROC 対 イギリス
14:05 女子1次リーグ 第12試合 デンマーク 対 カナ
14:05 女子1次リーグ 第12試合 韓国 対 スウェーデン
20:05 男子準決勝
20:05 男子準決勝
2月18日(金)
14:05 男子3位決定戦
20:05 女子準決勝
20:05 女子準決勝
2月19日(土)
14:05 男子決勝
20:05 女子3位決定戦
2月20日(日)
9:05 女子決勝
※日程は1/23時点のものです。変更の可能性があります。
カーリングのまとめ
カーリングの出場資格国は、開催国の韓国以外に、男子がカナダ、スウェーデン、アメリカ合衆国、日本、スイス、イギリス、ノルウェー。
女子がカナダ、ロシア、スイス、イギリス、アメリカ合衆国、スウェーデン、日本。
また、予選で2カ国を足し計10カ国でオリンピック競技が行われます。
日本女子チームが2017年の世界選手権で銀メダルを獲得しました。
オリンピックでは、メダルの期待がかかりますが各国の追い上げが激しいらしく厳しい戦いになるだろうと予想されています。
カーリングでゴシゴシこする理由や、
かけ声の意味、石の値段などを別記事にまとめました。
数少ないですが、カーリング漫画のご紹介も。
合わせてごらんください。
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